『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』が文庫化されました。
江戸東京研究センターの陣内秀信特任教授が編著に関わり,2012年にNTT出版から単行本として発刊された書籍『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』が文庫化され,ちくま文庫から発売されました。新たに文庫版の対談も収録されています。
『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』
陣内秀信(著,編集),三浦 展(著,編集)
出版社:筑摩書房(ちくま文庫)
発売日:2022年1月8日
990円(税込)
-----内容(筑摩書房Webサイトより引用)-----
「中央線がもしなかったら?」そう考えて街を見てみれば、そこにはいつもと違った景色が現れる。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺・府中、日野…沿線の街を地形、水、古道、神社、商店街に注目して歩けば、古代・中世が見えてくる!鉄道中心の視点を脱し、土地を見る目を養う「まち歩き」最高の入門書。地形がよくわかるカラーマップ付。近年の中央線沿線の変化をめぐる対談も新たに収録。
-----目次-----
【対談】近代以前の東京の原形を探る(陣内秀信・三浦展)
【第1部】中野・杉並編
第1章 新宿〜中野―青梅街道から中央線へ移動した軸
第2章 高円寺―前近代の宗教地域から近代軍事都市へ
第3章 阿佐ヶ谷―聖域・湧水・古道・河川・釣り堀から読む地域構造
【第2部】多摩編
第4章 国分寺〜府中―いにしえの東京を探しに、古代武蔵の中心をめぐる
第5章 日野―用水路を軸とした農村、宿場から鉄道中心のベッドタウンへ
【文庫版対談】「鉄道がなかったら」という視点が新しい郊外を生む!(陣内秀信・三浦展)
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