江戸東京研究センター 第2研究プロジェクト主催研究会 「近代東京と「スポーツの都」」
■概要
江戸時代から断続的に続いた西洋からの文物の導入は、明治時代になると政治、経済、社会など様々な面に拡大しました。その中には、それまで日本では行われていなかったベースボール、サッカー、テニス、フェンシング、ラグビーなどの種目が紹介されました。これらの多くは、日本にもたらされた際には、「余暇」や「娯楽」というスポーツの本来の側面よりも、受け入れの窓口となった大学や専門学校などの学生のたしなみや「国民体育の向上」という政治的な色合いを帯びがちでした。その一方で、明治時代を通して、当初は「遊戯」などとも称されていたスポーツが、主として「競技」、「余暇・娯楽」、「体育」という3つの分野で国民各層に普及します。今回の報告では欧米からもたらされた各種の競技の受容と普及の過程において近代の東京が果たした役割を検討することで、「江戸東京のユニークさ」と「スポーツの都」としての東京の誕生の様子を探ります。
■日時 2019年8月2日(金)15時00分~17時00分
■会場 法政大学市ヶ谷キャンパス 大内山校舎 4階 Y402教室
■報告者
鈴村裕輔(名城大学准教授,江戸東京研究センター客員研究員)
■司会
横山泰子(法政大学教授,江戸東京研究センター長)
■主催
法政大学 江戸東京研究センター 第2研究プロジェクト「江戸東京の「ユニークさ」」
■入場無料
■参加申込
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■チラシは,こちら
■交通 飯田橋駅,市ヶ谷駅より徒歩10分
【キャンパス・交通案内】http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
■お問合せ先
法政大学江戸東京研究センター事務室
E-mail: edotokyo-jimu@ml.hosei.ac.jp
TEL : 03-3264-9682