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シンポジウム「漢陽と江戸東京 それぞれの暮らし」を開催します。【2021年2月20日(土)】

  • 2021年02月20日 13時00分~2021年02月20日 18時00分 [ 開催済 ]

 朝鮮王朝時代、14世紀末に首府となった漢陽(漢城)、すなわち今日のソウルは、半島随一の都市として繁華を極めました。同じ、東アジアの国の政治の中心地として発展した都市として江戸東京と比較することで、それぞれの都市の生活文化にどのような特徴がみえてくるでしょうか。
 本企画では、朝鮮後期の学者柳得恭(1749~1807)が著した歳時記『京都雜志』の「風俗」編をもとにまとめられた秦京煥『朝鮮の雑誌―18~19世紀ソウル両班の趣向』(素々の本 2018年)のなかから、都市空間のなかでの生活文化のありようがかいま見え、両者の共通点や相違点が浮かびあがりそうな章を取りあげ、その内容をふまえて江戸東京の同種の要素との比較のなかから見えてくることをご報告いただき、議論したいと思います。

開催日時 2021年2月20日(土) 13~18時(予定)
会場 オンライン(zoom使用)にて開催
参加無料
事前申込が必要です(当日の接続先は事前申し込みいただいた方のみにお知らせいたします)
申込締切 2月18日(木)16時

事前申込はこちらからお願いします。
https://forms.gle/B6v1BenML9QkzUFq8

【プログラム】 
13:00 趣旨説明 小林ふみ子(法政大学)

13:10 18世紀の江戸と漢陽における舞台芸能の諸要素―「演奏と踊り、そして芝居」の章から
    土田牧子(共立女子大学)       
    ディスカッサント 山田恭子(近畿大学)

14:10 18-19世紀の漢陽と江戸の市場、その中を覗いてみる-「市場にはあらゆる食べ物と詐欺師、そして語り手」の章から 
    金美眞(韓国国立芸術総合学校)   
    ディスカッサント  金谷匡高(法政大学)

15:10 園芸文化で比較する漢陽と江戸―「花を育て、木を植える」の章から
    市川寛明(江戸東京博物館)
    ディスカッサント 横山泰子(法政大学)

16:10 江戸、漢陽にみる花見と遊山ー「花見はここで」の章から 
    鄭敬珍(檀国大学校)             
    ディスカッサント 高村雅彦(法政大学)

17:10 総合討論 司会 小林ふみ子
    染谷智幸(茨城キリスト教大学)
    田中優子(法政大学)

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