開催方法が「Zoomによるオンライン配信」に変更になりました。(2022/1/28更新)
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シンポジウム「東アジア近世・近代都市空間のなかの女性」
主催:法政大学江戸東京研究センター「江戸東京の『ユニークさ』」プロジェクト
日程:2022年2月28日(月) 10:30~17:00
会場:オンライン(Zoom)配信
参加無料
事前申込制(オンラインの接続先はお申し込みの方のみにお知らせします)
事前申込はこちら
https://forms.gle/riJhTc6wiUNwCJJt8
※【事前申込締切】2月25日(金)15時
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女性にとって都市とはどのような場所であったのか。
この問いを、ジェンダーがとりわけ色濃く反映していたと考えられる東アジア近世~近代の文学から考えます。芸娼妓も含めた身分職分の問題、都市と地方の差、都市ならではの体験には、女性特有のものもあったことでしょう。
女性のことばは都市をどのように記述したのか、また、女性は都市のなかでどのように描かれたのか。この両面から、女性にとっての都市とは、という問題に迫ります。
Ⅰ 10:30~11:40 身分・規範と都市
山田恭子(近畿大学)「朝鮮後期女性詩人の特徴とその周辺環境」
仙石知子(二松学舎大学)「明清小説のなかの女性」
ディスカッサント・横山泰子(法政大学)
Ⅱ 12:45~14:30 都市の可能性
岩田和子(法政大学)「訴えに行く女性たち――清代唱本の一側面――」
小林ふみ子(法政大学)「江戸へ奉公にゆく娘――「婦人亀遊」の戯作から――」
高永爛(全北大学校)「朝鮮古典小説『雲英伝』の宮女と漢陽――欲望の都市ソウルを中心に――」
ディスカッサント・染谷智幸(茨城キリスト教大学)
Ⅲ 14:45~15:55 女性が描く近代都市
呉翠華(元智大学)「清末民国初期台湾女性の都市―――『楊水心日記』にみる―」
藤木直実(法政大学)「百貨店文化と女性作家――森しげ、与謝野晶子の『三越』掲載作品を中心に――」
ディスカッサント・中丸宣明 (法政大学)
Ⅳ 16:00~17:00 総合コメントと討論
大木康(東京大学)・田中優子(法政大学)
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