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研究会「東亰(Tokei)―東京(Tokyo) 原風景の光景」を開催します【2022年5月7日(土)】

  • 2022年05月07日 14時00分~2022年05月07日 16時00分 [ 開催済 ]

研究会「東亰(Tokei)―東京(Tokyo) 原風景の光景」

開催日時:2022年5月7日(土) 14:00~16:00
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見ゲートG201教室(対面オンライン併用)
主催:法政大学江戸東京研究センター「テクノロジーとアート」プロジェクト
参加無料

事前申込が必要です。
開催方法が「オンラインのみ」に変更になる可能性がありますので会場での参加を希望される場合も必ず事前申込をお願いいたします
オンラインの接続先は事前申込いただいた方のみにお送りいたします。

事前申込はこちら(申込締切:5月6日(金)13時)
https://forms.gle/2hYBuDVkA49mkX6z5

 東京湾岸の葦原、セルフビルドの小屋、向島の路地、房総の素掘りトンネル……。中里和人がカメラを向けるのは都市やその周辺に穿たれた隙間、淀み、エアポケット、0地点であり、私たちが目を向けないばかりか、まず行ったことがない場所だ。けれどもそうした無名の場所は彼に撮られるや、夢幻めいた「原風景」として魂に触れる普遍性を帯びる。写真から人が消え、闇が広がるにつれ、むしろモノがほのかに発光し、濃密に肌理や気配が立ちあがる。隙間こそ生に満ちた時空なのだ。『湾岸原野』(1991)から『東亰 TŌKEI』(2006)をへて最新写真集『URASHIMA』にいたる歩み——都市の均質化を逃れて神出鬼没する隙間のハンティング——を、写真家が「東京―東亰」に沿って多くの作品を紹介しながら出身校・法政大学にてふりかえる、またとないイベント!

【講演者】
 中里和人
(なかざとかつひと,写真家,元東京造形大学教授)

【コメンテーター】
 米家志乃布
(法政大学文学部教授,江戸東京研究センター研究員)
 山本真鳥(法政大学名誉教授,江戸東京研究センター客員研究員)

【司会】
 岡村民夫
(法政大学国際文化学部教授,江戸東京研究センター・プロジェクトリーダー)

フライヤーのダウンロードはこちら

<中里和人氏プロフィール>
 1956年三重県生まれ。1979年法政大学文学部地理学科卒業。写真家,元東京造形大学教授
 写真集:
 『湾岸原野』(六興出版,1991)
 『小屋の肖像』(メディアファクトリー,2000)
 『キリコの町』(ワイズ出版,2002)
 『路地』(清流出版,2004)
 『R』(冬青社,2006)
 『東亰 TŌKEI』(木土水,2006)
 『4つの町』(清流出版,2007)
 『ULTRA』(日本カメラ社,2009)
 『グリム』(清流出版,2011)
 『龍宮』(sana-v,2013)
 『lux  water tunnel land tunnel』(ワイズ出版,2015)
 『Night in Earth』(蒼穹舎,2018)
 『URASHIMA』(蒼穹舎,2022予定)
 共著:
 『岩手県、ポラン町、字七つ森へ 宮沢賢治への旅』(文:和順高雄、偕成社、1995)
 『こやたちのひとりごと』(文:谷川俊太郎、ビリケン出版、2007)
 『東京サイハテ観光』(文:中野純、交通新聞社、2008)
 『SELF-BUILD』(文:石山修武、交通新聞社、2008)ほか 

以上
 

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