■開催趣旨
江戸東京の大きな特性として、東京湾の存在があります。世界において、江戸東京と同様に大河の存在が核になっている大都市は数かず思い浮かぶものの、なかでも同時に大きく海に面しているところは多くはないでしょう。本シンポジウムは、その東京湾を考えようという企画です。この都市に住む人びとが眼前の海辺をどのように見、どのように利用し、つき合ってきたか、都市史、美術史、地図史、文理の垣根を越えてさまざまな分野の専門家による最先端の研究成果をうかがいながら、その歴史を探ってみましょう。
■開催日時:2024年2月15日(木)13時30分~17時30分
■参加費:無料
■対象:どなたでも
■会場:法政大学新一口坂校舎 3階301教室(オンライン配信あり)
■オンライン参加希望者は、下記の申込フォームから事前にお申し込みください。
※会場参加の方は申込不要です(会場に直接お越しください)
申込フォーム → https://forms.gle/mRoUjiJrjjvwfAnWA
※ 事前申込をいただいた方のみにオンライン会議システムZoomの接続先を、開催日の前日にメールにてご連絡します。
※メールアドレスを誤入力されますと、Zoom接続先のご連絡が届きませんのでご注意ください。
※事前申込締切:2024年2月13日(火)23:59
■プログラム
司会:小林ふみ子(法政大学)
13:30 基調講演 陣内秀信(法政大学)
「東京臨海部の空間史―形態・機能・意味の視点から」
14:30 講演1 渡邉晃(太田記念美術館)
「浮世絵に描かれた江戸湾と水辺」
15:10 講演2 ラドゥ・レカ(香港浸会大学)
「水面下の想像の接触ゾーン――江戸湾の十九世紀地図をめぐって」
15:50 講演3 久保純子(早稲田大学)
「東京湾の海岸線の変化」
16:40 全体討論(~17:30)
コーディネーター:米家志乃布(法政大学)
■主催:法政大学江戸東京研究センター
■共催:法政大学国際日本学研究所