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EToS叢書第一弾「新・江戸東京研究: 近代を相対化する都市の未来」が発刊されました。

  • 2019年04月15日

 江戸東京研究センターが発行するシリーズ書籍の第一弾として「新・江戸東京研究: 近代を相対化する都市の未来」が発刊されました。
 建築から歴史学、社会学、人類学へと領域を越えて濃密な議論が展開された江戸東京研究センター設立記念国際シンポジウム(2018年2月25日開催)の内容を記録した書籍です。東京のユニークな特質を生み出す基層構造を解き明かし、この都市にふさわしい未来像を描きだす新たな都市論を展開しています。

監修者:陣内秀信
編者:法政大学江戸東京研究センター
発行所:法政大学出版局
定価:3,600円+税

------------目次-------------

新・江戸東京研究の展望(陣内秀信)

【基調講演】
細粒都市 東京とその空間(槇文彦)
川向こうをめぐる断層(川田順造)

【セッション1】
江戸東京のモデルニテの姿―自然・身体・文化(安孫子信)
この都市を歩く―江戸東京における時間・空間・モダニティ(ローザ・カーロリ)
江戸-東京―サイボーグ都市?(チエリー・オケ)
セッションⅠ 討論(安孫子信)

【セッションⅡ】
江戸東京/巨視的時間/脱・近代(北山恒)
西洋現代都市の構造的危機―別の近代性を探して(パオロ・チェッカレッリ)
「動十分心,動七分身(心を十分に動かして身を七分に動かせ)」―多次元社会を目指して(ロレーナ・アレッシオ)
創発都市東京―文化横断的視点から捉えた、企業型都市開発に代わる自然発生的都市パターン(ホルヘ・アルマザン)
セッションⅡ 討論(北山恒)

【セッションⅢ】
水都の再評価と再生を可能にする哲学と戦略(陣内秀信)
新千年紀へのいくつかの指針(リチャード・ベンダー)
ミラノの運河再開―未来のための歴史(アントネッロ・ボアッティ)
<水都学>のアジアから再発見する東京の可能性(高村雅彦)
セッションⅢ 討論(陣内秀信)

あとがき(陣内秀信)
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