シンポジウム・研究会等報告

2019年3月25日「地域から外濠の再生を考える」シンポジウム 開催報告

  • 更新日:2019年06月26日

 2019年3月25日 (月) にシンポジウム「地域から外濠の再生を考える」が 法政大学  薩埵 (さった) ホールにて開催された(参加者352名)。

 都心の貴重な水辺空間である江戸城外濠については,その環境改善について近隣の町会や企業の関心が高まっている。また,外濠を対象に大学や高校などの教育機関が連携して多彩な研究・教育活動を行っており,その様子がメディアにも取り上げられている。2020 年を契機に行政でも水質改善に取り組んでおり,地域にとっての外濠の価値はますます高まるものと考えられる。外濠沿いに立地する法政大学と東京理科大学が中心となり2016年に「外濠再生懇談会」を設置し,住民・企業・教育機関など外濠近傍の関係者が外濠についての議論を共有してきた。このシンポジウムでは両大学が連携した外濠再生支援を改めて表明し,地域が考える外濠の将来像を「外濠再生憲章」としてアピールするとともに,地域関係者が外濠の将来について討論した。

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