2019年4月10日(火)、神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第2回が開催されました。第2回は陣内秀信・法政大学特任教授が「東京-水の都市、水の地域」というタイトルで講演を行いました。
江戸東京における近世から近代までの水辺の賑わいと高度成長期以降の水辺の衰退、そして、近年における水辺の復権を古地図や図版、写真を用いて説明し、東京が水の都市、水の地域であるということを実証的に考察しました。
また、実践的な試みとしてエコ地域デザイン研究センターでの日野や外濠の活動を振り返りながら、水都東京を解読するために必要な水辺からの視点を提示しました。
神田明神「江戸東京文化講座」は今後6回にわたり多様なテーマで江戸東京を掘り下げていきます。ぜひご参加ください(事前予約必要:受講料必要)。
詳しくは下記をご覧ください(神田明神文化交流館のサイトへリンクします)。
https://cocoro-k.co.jp/events/edotokyo
【今後の予定】
第3回 2019/5/16(木)「江戸東京におけるカッパ」法政大学教授 横山泰子
第4回 2019/5/31(金)「古代地形から読む神田明神とその景観」法政大学教授 高村雅彦
第5回 2019/6/15(土)「将軍の鷹狩りと江戸の町」法政大学教授 根崎光男
第6回 2019/6/27(木)「江戸狂歌の大流行-山の手でも下町でも、神田明神社内でも-」法政大学教授 小林ふみ子
第7回 2019/7/11(木)「力持の流行と神田明神の力石」法政大学江戸東京研究センター客員研究員 川添裕
第8回 2019/7/23(火)「東京の文化的景観ー江戸城外濠と葛飾柴又」法政大学教授 福井恒明