シンポジウム・研究会等報告

2019年5月31日「神田明神:江戸東京文化講座(第4回)」開催報告

  • 更新日:2019年06月03日

 2019年5月31日(金)、神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第4回が開催されました。高村雅彦(法政大学教授)が「古代地形から読む神田明神とその景観」というタイトルで,文献のみに依らず基層(古代地形)から再現する古代・中世の景観について考察しました。

 まず、地形図や歴史資料をもとに、古代・中世の城や神社が自然の地形や地質を根底に配置されていたことについて説明がありました。さらに都内の基層のデータから再現された当時の地形の立体画像をもとに、神田明神や都内各地の神社からの当時の景観を想像し、人々の生活と地形とのつながりについて考察しました。

 神田明神「江戸東京文化講座」は今後4回にわたり多様なテーマで江戸東京を掘り下げていきます。ぜひご参加ください(事前予約必要:受講料必要)。
 詳しくは下記をご覧ください(神田明神文化交流館のサイトへリンクします)。
https://cocoro-k.co.jp/events/edotokyo

【今後の予定】
 第5回 2019/6/15(土)「将軍の鷹狩りと江戸の町」法政大学教授 根崎光男
 第6回 2019/6/27(木)「江戸狂歌の大流行-山の手でも下町でも、神田明神社内でも-」法政大学教授 小林ふみ子
 第7回 2019/7/11(木)「力持の流行と神田明神の力石」法政大学江戸東京研究センター客員研究員 川添裕
 第8回 2019/7/23(火)「東京の文化的景観ー江戸城外濠と葛飾柴又」法政大学教授 福井恒明

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