シンポジウム・研究会等報告

2019年6月15日「神田明神:江戸東京文化講座(第5回)」開催報告

  • 更新日:2019年06月19日

  2019年6月15日(土)、神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第5回目が開催されました。今回は根崎光男(法政大学教授)が「将軍の鷹狩りと江戸の町」というタイトルで講演を行いました。

 鷹の確保方法,将軍家と大名の間の鷹の献上や下賜の習慣,獲物の確保方法や献上先,鷹狩り行列の様子,鷹狩りに関わる役職制度,鷹狩りや獲物の飼育がおこなわれていた地域など,江戸時代の鷹狩りの様子や都市化が進む江戸の町の様子を多くの原資料を用いながら多角的に解説し,江戸時代において鷹狩りが将軍の権威の象徴として機能していたことについて考察しました。

 神田明神「江戸東京文化講座」は今後3回にわたり多様なテーマで江戸東京を掘り下げていきます。ぜひご参加ください(事前予約必要:受講料必要)。
 詳しくは下記をご覧ください(神田明神文化交流館のサイトへリンクします)。
https://cocoro-k.co.jp/events/edotokyo

【今後の予定】
 第6回 2019/6/27(木)「江戸狂歌の大流行-山の手でも下町でも、神田明神社内でも-」法政大学教授 小林ふみ子
 第7回 2019/7/11(木)「力持の流行と神田明神の力石」法政大学江戸東京研究センター客員研究員 川添裕
 第8回 2019/7/23(火)「東京の文化的景観ー江戸城外濠と葛飾柴又」法政大学教授 福井恒明

ページトップヘ