シンポジウム・研究会等報告

2019年6月27日「神田明神:江戸東京文化講座(第6回)」開催報告

  • 更新日:2019年07月01日

 2019年6月27日(木)、神田明神文化交流館にて「神田明神:江戸東京文化講座」の第6回目が開催されました。第6回は小林ふみ子教授が「江戸狂歌の大流行-山の手でも下町でも神田明神社内でも」というタイトルで講演を行いました。

 江戸狂歌のルーツを初めてとして,異なる身分の人々が集い大衆参加型文芸として広がった狂歌グループの様子や,狂歌師たちのユニークな「狂名」,神田明神など各地で開かれていた狂歌の会の様子について多くの原資料を用いながら解説し,江戸時代天明期になぜ狂歌が大流行したのか,狂歌の持つ特性や時代背景などについて考察しました。

 神田明神「江戸東京文化講座」は今後2回にわたり多様なテーマで江戸東京を掘り下げていきます。ぜひご参加ください(事前予約必要:受講料必要)。
 詳しくは下記をご覧ください(神田明神文化交流館のサイトへリンクします)。
https://cocoro-k.co.jp/events/edotokyo

【今後の予定】
 第7回 2019/7/11(木)「力持の流行と神田明神の力石」法政大学江戸東京研究センター客員研究員 川添裕
 第8回 2019/7/23(火)「東京の文化的景観ー江戸城外濠と葛飾柴又」法政大学教授 福井恒明

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